第32回定例会 活動報告(2023.4.23)

 第32回の定例会が開催されました。今回はwebとリアルのハイブリッドで開催。
 2023年度初回の定例会ということで、昨年度の活動報告と、今年度の体制変更と活動方針についての対話を行いました。オブザーブ参加の方からも意見をいただき、有意義な例会となりました。

1. 2022年度活動報告

 既に過去のブログでも紹介させていただいておりますが、 2022年度の活動を一部ピックアップしながら簡単に振り返ります。

①学びを深めるワークショップ
 「THE SDGs アクションカードゲーム『X (クロス)』」や「SDGs de 地方創生」といったゲームを活用しながら、SDGsの可能性について理解を深めました。
 楽しみながらも持続可能な社会づくりに必要な「トレード・オン」や「対話と協働」といった考え方の重要性について学ぶことができるワークショップでした。

②外部講師による講演
 有識者や研究者の方を講師にお迎えし、 最近の研究や取り組み事例、SDGsに関わるトピックなど大変興味深い内容をご紹介いただきました。
 講師の方からの一方通行ではなく、研究会員同士での対話や知見のシェアを行い、それを 講師の方と共有して議論を進めていくなど、どの講演も非常に活発で有意義な時間を過ごすことができました。

③研究会員の SDGsに関わる活動の報告
 多様なバックボーンを持つ研究会メンバーからSDGsに関する報告をいただきました。
 ISOとの関連性や、国内企業のサステナブル経営による海外展開、地域創生とSDGs、実際の中小企業におけるSDGs推進の課題感など さまざまな分野に亘って学ぶ機会がありました。

④他団体や企業との連携
 「サステナブル・スタディ・ツーリズム」と題して、SDGsに関わる取組みに積極的な企業様(木材関連産業)を訪問し、これまでの取組みやサステナビリティにまつわる考えについて教えていただきました。 地元の木材を使って作られた宿泊可能なコミュニティハウスの運営や、 もともとは製品価値が低いとされていた、曲がった木材(曲木)を活用した商品開発など、具体的な取組を実際に拝見しながら教えていただくことで、より理解が深まりました。
 また、 持続可能な社会づくりに関わる活動をされている、他府県の中小企業診断士の方に お話をお伺いする機会を設けて、 活動事例をご紹介いただきました。

2.体制変更・2023年度の活動方針

 研究会のさらなる活性化を目指し 組織体制変更の提案を行ないました。合わせて今後の活動方針を検討しました。

● 体制変更について
 具体的にはいくつかあった分科会を集約し、「学び」と「実践」の2本体制とすることを提案し、合意が得られました。
 この両輪を軸として、今後はより一層学びを深め、実践を重ねていくことを目指します。

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● 2023年度の活動方針
 「学び」と「実践」 それぞれの 今後の活動内容を検討致しました。
話す内容に縛りを設けず、各自の自由な発想をもとに対話を進めました。

・私たちの喜んでもらうべき「顧客」はだれか?
・ その人たちの「ニーズ」はなんだろう?
・私たちの持っている強みは?必要なスキルは?
・「どんなサービスを」「どのような経路で」「どうやってPRするか」

といった、診断士らしい形で話が進んでいたのが印象的でした。

今回定めた、当研究会・分科会の方向性についてご紹介します。

《学び》
SDGsをはじめ、関連する情報を継続的に習得する基礎勉強会や読書会を実施、また、SDGs検定やサステナ経営検定等の合格を目指し、様々な知識の習得を行います。
チームとしての学びと研究会へのフィードバックを進めながら、より理解を深めることを目指します。

《実践》
企業様・NPO法人様が行う持続可能な社会づくりの取組推進や、課題解決への支援を行います。
また、支援に必要となるパッケージの作成や、研究会員の各種スキル向上を行います。

3. まとめ

 具体的な取組として、どのように展開していくか、ブログなどを通じてご紹介していければと思います。
 新たなスタートを切りました当研究会を、引き続きよろしくお願いいたします。

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