青年部主催「SDGs・ESG×中小企業診断士サミット」に協力しました(兼 第27回定例会活動報告)(2022.11.13)

2022年11月13日(日)、大阪府中小企業診断協会 青年部の11月例会「SDGs・ESG×中小企業診断士サミット」が行われ、当研究会も開催に協力いたしましたので報告いたします。

開催の趣旨

SDGsやESGという言葉が広まり、取り組む企業が増えている一方、「SDGsやESGって何だろう?」、「企業、特に中小企業ではどうやって取り組まれているんだろう?」などと思われている診断士も多いのではと思われます。

こうした中、全国からSDGs・ESGでご活躍されている中小企業診断士の皆様にお集まりいただき、ご講演とパネルディスカッションを通じてSDGs・ESGの知識や実際のご支援の取り組みについてお話いただこうというのが、今回のイベント開催にかかる趣旨です。

下記4名の豪華ゲストを迎え、講演とパネルディスカッションを行いました。

日景 聡  さま (SDGs診断士会 共同代表/東京都中小企業診断士協会)
勝毛 孝志 さま (SDGs研究会/中小企業診断協会北海道)※オンラインでのご登壇
川村 美穂子 さま(SDGs共創経営研究会/埼玉県中小企業診断協会)
河野 小夜子 さま(鳥取県中小企業診断士協会)

1.第一部 講演

はじめに、4名の講師の方々から、各々の活動のご発表と活発な意見交換を行いました。

日景さんからはオンライン中心に800名近い会員規模で活動されている「SDGs診断士会」の活動を、
勝毛さんからは研究会によるSDGs経営診断や中小企業向けインターナルマーケティング事例を、
川村さんからは研究会での調査報告執筆事例や中小企業の脱炭素化支援に向けた取組みを、
河野さんからは勤め先の自治体および診断協会内でのSDGs推進事例を
…といった具合に、多様な立場から実際の支援・取組事例をご紹介いただきました。

2.第二部 パネルディスカッション&グループワーク

続いて第二部では、第一部の講師陣に加えて、青年部運営の松田さん、当研究会からゆるしさんにモデレータを務めていただき、「診断士のSDGs・ESG支援の方向性」というテーマでパネルディスカッションを行いました。

診断士がSDGsに取り組む意義としては、
「取り組むべき領域が非常に広いSDGsこそ、多様な診断士の本分を発揮できるのでは」(日景さん、河野さん)、
「SDGsの意義の一つには、三方よしなど古くから日本企業が実践していたことを見直すことにつながる」(川村さん)、
「企業の持続的発展に向けて、各課題をつなぐコアの部分としてSDGsを捉えることは、横断的な課題に向き合う診断士にとっても意義がある」(勝毛さん)
…など、多くの前向きな意見が挙げられました。

実際、SDGsを切り口とした企業支援から、従業員にやさしい経営(ダイバーシティ&インクルージョン)や健康経営、ビジョン策定などのソリューションにつなげている事例も紹介されたことから、集まった診断士にも実感と納得感を持って受け入れられたのではないかと感じました。

3.開催を振り返って

今回、当研究会としてSDGs・ESG経営の普及というイベント趣旨に賛同し、定例会の相互見学などで培ってきたご縁を活かして外部講師4名の招へい、パネルディスカッションのモデレートなど、開催にあたってご協力させていただきました。

今後とも、他県協会の研究会とも積極的に交流を深めつつ、当研究会としての活動を前進させていきたいと考えています。

今回の活動報告はここまでです。お読みいただきありがとうございました。

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