第24回定例会の活動報告は、会員の鹿島さんにお願いいたしました。鹿島さん、ありがとうございます!
1.データから見るSDGsの現状
8月の例会は、兵庫県中小企業診断士協会のHOO経営研究会から3名のオブザーバーをお招きし、金澤・長縄両会員から発表いただきました。
はじめに、金澤会員の発表では、最初にアイスブレイクとしてグループワークを行いました。内容はオンライン上で4名1組となり、さまざまな形の図形を組み合わせて正方形を作るというものでした。このワークを通じて学んだことは、「分け合えば足りる」ということでした。自分の正方形を完成させることに意識が向き、周りの人の状況に目を配っていないことを感じさせるワークでした。SDGsの本質を再認識できました。
その後、食品ロスとCO2排出との関係など、様々なデータに基づいて、サステナビリティを巡る構造的な課題についてお伝えいただきました。体系的な知識をお伝えいただき、研究会員のレベル向上につながったのではないかと思います。
2.海外SDGsビジネス展開に向けて
続いて、長縄会員の発表では、海外進出企業のSDGsの取組事例や、公的機関の支援策を紹介していただきました。

SDGsで解決したい社会課題は途上国にたくさん残されているので、今後、本気でSDGsに取組む中小企業が増えてくることも予想されます。
中小企業診断士にとって海外進出はハードルが高い支援のひとつですが、相談できる窓口の紹介や、支援制度の概要を話せるだけでもクライアントには有益な情報になる、ということを感じた発表でした。(鹿島)
3.2周年の節目を迎えて(代表より)
2020年9月に研究会として登録して、今回でちょうど2年の節目を迎えることができました。これもひとえに、活動に協力をいただいている皆さまのおかげと感謝申し上げます。
当初は15名からスタートした当研究会も、現在では41名と多士済々となっています。各会員のもつ様々な知識や経験を深掘りして、皆で学びを深めていく、そんな研究会にしていきたいと感じています。
また、そのためには持続可能な形での研究会運営にしていきたいと考えており、体制面の強化を図っていきたいと感じています。
今回ご発表いただいた金澤さん、長縄さん、HOO経営研究会さまとの橋渡し並びにブログ執筆をいただいた鹿島さん、皆さまのおかげで大変充実した例会となりました。誠にありがとうございました!
